DirectDrawを導入しようかなと思っています

今日リリース作業をしようかなと思っていたのですが、急用が入ってしまったので断念。来週末は出来れば安定版と開発版の両方をリリースしたいなと思っています。

さて、今日は前々から予告していました画像描画に関する新機能の話しをしようと思います。

現在、SRCでは画像の描画をGDIと呼ばれるライブラリを使って行っています。このGDIはウィンドウズの標準の画像描画用のライブラリなんですが、もともとゲーム用途に作られていないため、いかんせん処理能力的に劣っていたりします。このため、市販のゲームではDirectXとよばれるゲーム専用のライブラリを使って作られています。(ウィンドウズだけでなく、X-BoxのゲームもDirectXを使って作られています) DirectDrawというのはそのDirectXの中の2D描画機能のライブラリのことです。

DirectDrawが真価を発揮するのはフルスクリーンモードなのですが、そうするとダイアログやリストボックスといったウィンドウズの標準のインターフェースが一切使えなくなり、GUIを全て作り直す必要があるため、現在考えているDirectDrawの使用方法はメインウィンドウの一部の領域をDirectDrawの描画領域に割り当て、その領域に対してDirectDrawの描画ルーチンを使って描画するというものです。

SRCで画像描画の機能をヘビーに使うというのはやっぱり全身戦闘アニメの際だと思うので、ウィンドウ全域が描画領域になっていなくてもなんとかなるのではないのかと思っています。

まだまだ構想中の段階で、実際どれくらい高速に出来るのか予想もつかないのですが、気長にお待ちください。DirectXについては詳しい方は役に立つホームページでも教えていただけるとうれしいです。