とP-Code

蒼城さんのhttp://d.hatena.ne.jp/blauburg/20050516の記事によるとP-Codeコンパイルの方がなにかといいようですね。
実際ネイティブコードのメリットってあんまりないんですよねえ…… 確かに早くなる処理もあるんですが、かなり限定されていますし。
具体的に言うとSRC自身で計算して行っている画像処理のところでしょうか。開発版のソースコードのGraphics.basのところを見ると判るんですが、PaintPictureの「白黒」や「明」なんかの画像変換は論理演算でやっているので、ネイティブコンパイルしてやると確かに早くなります。

とは言え、WindowsXPがこれだけ普及している現状だとWindowsXP SP2のスピード低下がP-Codeで直るのならP-Codeに切り替えた方がよさそうですね。次の開発版はP-Codeでリリースして皆さんの反応を見ることにしようかな。

ちなみにSRCもVer.1.7以降ではイベントファイルを一旦中間言語に変換してから実行しています(この機能の実装がなかなか大変でした)。このため、計算処理的なことをおこなっているイベントコードはVer.1.6から比べると結構早くなっているんですが……SRCでそういうことをやっているシナリオは少ないので努力の割にあんまり報われていないのかも。(^^;